カンボジアの観光スポットとして人気のある「トンレサップ湖」。
コンポンプルックのオプショナルツアーに申し込もうと考えているけれど、「コンポンプルックツアーのようすを知りたい」「コンポンプルックの見どころを知りたい」という方もいるのではないでしょうか。
そこで、以下のような悩みを解決できる記事を用意しました。
- コンポンプルックツアーの見どころってなに?
- コンポンプルックツアーって安全なの?
- コンポンプルックツアーを体験する前に知っておくべきことは?
コンポンプルックのツアーを体験しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コンポンプルックツアーの見どころ3つ
コンポンプルックツアーの見どころは以下の3つ。
- 水上集落の風景を楽しめる
- 驚くほど高い高床式住居
- マングローブ林のクルーズ
とにかく充実したツアー内容となっているのですが、乾季と雨季ではトンレサップ湖の面積や水位が変わるため、ツアー内容や見ることのできる風景が異なります。
http://shinuyaru.hatenablog.com/entry/2016/12/28/015917
例えば、高床式住居の基礎柱を見ることができるのは水位が低くなる乾季ですし、マングローブ林クルーズは水位が高くなる雨季限定。
乾季と雨季それぞれに魅力があるわけですが、個人的にはマングローブ林クルーズのできる雨季がオススメですね。
トンレサップ湖のコンポンプルックツアー最高でした
結論、コンポンプルックツアー最高でした。
ネットで悪いレビューなどを目にしていたので不安でしたが、ツアーへ参加してみると多少チップの要求などはあったものの、二度と参加したくないと思うような出来事はなかったかなと。
日の出を見るため早朝5時に出発
急遽トンレサップ湖ツアーの参加を決めたということもあり、あらかじめネットでツアーの予約はしていませんでした。
当日チケット売場での予約も可能とガイドブックに記載されていたため、その方法でいくことに。
どうせ行くなら日の出を見ようということで、早朝5時頃チケット売場へと向かうことにしました。
コンポンプルックツアーのチケット売場がまさかの定休日
ツアー参加当日、6時頃チケット売場に着いてみると…。
まさかの定休日(笑)
「ガイドブックには定休日なしと書かれていたのに…」なんて思いながらも、チケット売場にいても仕方がないので、とりあえずボートのある方へ行ってみました。
すると、「トンレサップ湖ツアーしない?」と何人かに声をかけられます。
正直、個人手配となると「通常より料金を高くされたり」「しつこくチップを要求されそう」だったので、あまり乗り気ではなかったのですが、交渉してみると料金を下げてくれたのでお願いすることしました(ガイドなしで1人48$だったので、ネット予約よりも全然高かったです)。
ボートに乗りコンポンプルックへ出発
さっそくボートに乗り込み、水上集落へと向かいます。
ツアーなどで人数が多い場合は、写真一番右の屋上付きボートに案内されるそうなのですが、今回は2人だけなので小さいボートに案内されました。
結局、日の出はどうだったかと言うと、雨季で雲が多いこともあり見ることはできませんでした。
ただ、これはこれで結構綺麗ですね。
20〜30分ほどで水上集落に到着。
ボートから降りて見学することはできませんでしたが、しっかりと水上に建つ住居を見ることができます。
手漕ぎボートでマングローブ林の中を散策
しばらく村の中を進むと、レストラン&マングローブ林クルーズの受付に到着。
1人5$の追加料金を支払えば、水上集落とマングローブ林を30分ほどかけてゆっくりと回ってくれるそう。
せっかくなので、体験してみることに。
まずは村の風景を楽しみます。
先ほどのボートよりも住居を近くで見ることができるため、結構迫力があります。
他にお客さんがいない場合、交渉次第では住居の中を見学することも可能かもしれません(おそらく船頭さんと家主さんにチップが必要)。
村の中を回っている途中、商店的なボートが近づいてきて「何か買わない?」と言われるかもしれませんが、無理に商品を買う必要はないです。
ただし、バナナを購入しておくと猿にバナナをあげることができます(船頭さんが橋にバナナを置いてくれます)。
だんだん村から離れていき、マングローブ林の中へと入っていきます。
マングローブ林の中はとても静かで、鳥のさえずりや手漕ぎボートを漕ぐ音などがとても心地よい。
いかにも大型ワニやバカでかい昆虫が出そうな雰囲気を出していますが、結局なにも現れませんでした(笑)
あっという間の30分で、しばらく居たいと感じさせてくれる空間でしたね。
チケット売場にあるカフェで一息
ツアー終了後は、チケット売場にある「THE WHITE ELEPHANT CAFE」で休憩。
カプチーノを注文。
日本人も結構訪れているようで、壁にはメッセージが書かれています。
トンレサップ湖ツアーを楽しんだ後は、こちらのカフェで一息ついてみてはいかがでしょう。
コンポンプルックツアーのチケット売場までの行き方
コンポンプルックツアーのチケット売場は、シェムリアップ市内からトゥクトゥクで約40分の場所にあります。
チケット売場までの移動手段は以下の3つ。
- ツアーの送迎
- トゥクトゥクまたはバイタク
- バイクまたは車をレンタル
ツアーを予約していない場合、「トゥクトゥクまたはバイタク」か「バイクまたは車をレンタル」の2択になるかと思います。
トゥクトゥクはドライバーとの交渉次第になりますが、だいたい15〜20$ほどではないかなと。
バイクは1日5$(ガソリン代別)ほどでレンタルできますが、日本と違って舗装されていない道もかなり多く、交通ルールとかも結構めちゃくちゃ。
普段バイクに乗りなれている僕も初めは怖いくらいだったので、バイクの運転に慣れていない方はトゥクトゥクを利用するのがオススメ。
名称 | Ticket counter for Tonle Sap lake |
---|---|
営業時間 | 5:00〜18:00 |
定休日 | 無休 |
電話番号 | 095−812156 |
コンポンプルックのツアーを体験する前に知っておくべきこと3つ
最後に、コンポンプルックツアーの前に知っておくべきこと3つを解説していきます。
- 砂埃対策としてサングラス&マスクは必須
- マングローブ林クルーズは雨季を狙おう
- チップを要求されても断ってOK
その①:砂埃対策としてサングラス&マスクは必須
これはコンポンプルックツアーだけのことではありませんが、カンボジアは日本と違い舗装されていない道が多いです。
そういった道を通ると砂埃がかなり舞うため、トゥクトゥクやバイクを利用する時はサングラスやマスクは必須。
シェムリアップ市内からコンポンプルックのボート乗り場までも途中から舗装されていない道を通るので、サングラスやマスクがないと、目と口の中が砂埃まみれになります。
そこまで荷物にならないと思うので、日本から持っていくと安心ですよ。
また、乾季のコンポンプルックツアーは靴が汚れるので、サンダルを履いていくのがオススメ。
その②:マングローブ林のクルーズは雨季を狙おう
コンポンプルックツアーの見どころの1つであるマングローブ林クルーズ。
乾季は水位の関係からこのクルーズが行われません。もしもマングローブ林クルーズを狙うのであれば、8月〜10月が最も楽しめるのではないかなと思います。
また、雨季が終わって間もない頃は水位が浅くなっていない場合が多いため、ホテルのフロントなどで聞いてみると良いでしょう。
ちなみに、僕がコンポンプルックツアーに参加したのは10月です。運良く雨も降らず、快適にツアーを楽しめました。
その③:チップを要求されても断ってOK
正直、チップの要求はされると思っておいたほうがいいです。
絶対にされるとは言えませんが、レビューを見る限りツアーに参加した人はだいたいされています。
僕は個人手配でボートのチャーターをしてもらったわけですが、最後にチップの要求をされました。気持ちとして3$渡しましたが、少なすぎると言われしつこく追加のチップを要求されたくらい。
個人手配の場合は確実にされると思ったほうがいいですし、勝手にガイドとしてボートへ乗りガイド料を請求してくる人もいるそうなので注意が必要。
少しでも不安がある方は、『VELTRA(ベルトラ)』などで口コミを見ながらネット予約してしまうのが一番安心できるのではないかなと思います。
まとめ:カンボジアを訪れたらコンポンプルックツアーを体験しよう
今回は、トンレサップ湖のコンポンプルックツアーをご紹介してきました。
最後にもう一度、コンポンプルックツアーの見どころを紹介して終わりたいと思います。
- 水上集落の風景を楽しめる
- 驚くほど高い高床式住居
- マングローブ林のクルーズ
とても充実したツアーとなっているので、カンボジアを訪れた際にはぜひ参加してみてくださいね。
また、トンレサップ湖ツアーには「コンポンプルック」と「チョンクニア」の2つあるため、間違って予約しないように注意しましょう。
ツアーでかかった料金を以下にまとめたので、良かったら参考にどうぞ。
- ボートチャーター代:48$
- マングローブ林ツアー:5$
- バイク代:無料(カンボジア在住の方に借りました)
- チップ:3$