【2023年版】航空券比較サイトおすすめ10選比較ランキング

国内・海外航空券を安く予約したい時に利用されることの多い航空券比較サイト。

航空券の価格を一括比較できる便利なサービスですが、どのようにサイト選びをすれば良いか悩みますよね。

そこで今回は、人気の国内・海外航空券比較サイト9～10サービスを比較検証し、「本当におトクな航空券比較サイト」をランキング形式でまとめました。

サービスの選び方やサービスを利用するメリット・デメリットなども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事で掲載しているランキングは、下記3つの検証内容をそれぞれ評価し、合計得点（5点満点）をもとに編集部が独自のランク付けをしています。

ただし、航空券比較サイトの使いやすさで大きな差はないので、航空券の安さ重視のランキングとなっている点ご了承ください。

なお、メタサーチはトラブルの多い海外旅行会社が最安値として表示されることが多いため、当ランキングからは除外し、おすすめのメタサーチは別で紹介しています。

10種類以上の人気の国内航空券比較サイトを徹底比較し、「本当におトクな国内航空券比較サイト」をランキング形式でまとめました。

国内航空券比較サイトの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「Trip.com（トリップドットコム）」は、世界三大OTAの1つであるTrip.comグループが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てで高評価となりました。

国内航空券はエクスペディアの方が数百円の差で安いことが多かったものの、総合的に見て他サイトより優れていたためランキング1位としました。

価格グラフやプライス・フリーズなどの航空券を安く予約できる機能の充実、有料オプションとして旅行保険への加入ができる、24時間＆年中無休の日本語サポートがある点も魅力です。

24時間日本語サポートがあるから安心!!

Trip.com公式サイトはこちら

「Expedia（エクスペディア）」は、世界三大OTAの1つであるExpediaグループが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てで高評価となりました。

国内航空券は10サイト中で1番安かったものの、クレジットカード決済で600円～1,280円の事務手数料が取られる点には注意。

機内持込手荷物/受託手荷物が含まれているか一目で分かったり、出発日前後の運賃を比較できる料金カレンダー機能、電話での問い合わせもできるため、サイトの使いやすさで不便に感じることはありませんでした。

ちなみに、エクスペディアにはセット割が適用される「AIR＋割」があるので、国内航空券＋宿泊で予約するのがおすすめ。

取扱手数料が0円だからおトク!!

Expedia公式サイトはこちら

「さくらトラベル」は、2000年に設立された株式会社さくらトラベルが運営する老舗の国内航空券比較サイトです。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・サイトの使いやすさ＝高評価、手数料の安さ＝まあまあの評価となりました。

国内航空券の手配に1,000円～2,000円の取扱手数料、合計料金の1％～3％の事務手数料がかかる点はネックですが、日本企業が運営する航空券比較サイトの中では1～2番目に航空券が安いです。

航空券の比較には「リスト表示」と「全商品表示」を選ぶことができ、予約画面から座席指定のリクエストも送れるため、サイトの使いやすさで不便に感じることはありません。

「NAVITIME Travel（ナビタイムトラベル）」は、旅行手配と旅行プランニングを同時にできることを売りにしたオンライン旅行会社です。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てでまあまあの評価となりました。

国内航空券の手配に取扱手数料と事務手数料がかかるため、ランキング上位のサイトと比べ航空券は高いものの、NAVITIMEなどで提供する経路探索技術を活用した旅行プラン作成サービスが魅力です。

自分の行きたい場所・交通手段を追加するだけで、AIがルート・所要時間などを自動計算してくれるため、旅行プラン作成の時間をグッと減らせます。

最低限の航空券の検索機能・並び替え機能は付いていますし、会員登録しなくても利用できることから、サイトの使いやすさで不便に感じることはありません。

旅行プランを簡単に作成できる!!

NAVITIME Travel
公式サイトはこちら

「スカイ・シー格安航空券モール」は、航空券販売事業や自社Web媒体の運営などを行う、スカイ・シー株式会社が運営している国内航空券比較サイトです。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てでまあまあの評価となりました。

国内航空券の手配に1,100円～3,300円の取扱手数料、銀行振込を除き1,500円の事務手数料がかかりますが、ピーチの取扱手数料が1,100円と他サイトに比べ安いです。

サイトの使いやすさは高評価とならなかったものの、電話での問い合わせに対応していたり、予約完了後にサイト上で座席指定ができることから、はじめて航空券比較サイトを利用する方も安心して使えそうです。

ピーチの取扱手数料が1,100円と安い!!

スカイ・シーの格安航空券モール
公式サイトはこちら

「Skyticket（スカイチケット）」は、東京に本社がある株式会社アドベンチャーが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査では、国内航空券の安さ＝まあまあの評価、手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝高評価となりました。

国内航空券の手配に1,500円～3,700円の取扱手数料、銀行振込を除き1,500円の事務手数料が取られるため、ランキング上位のサイトと比べ航空券は高いです。

最低限の航空券の検索機能・並び替え機能は使えますし、問い合わせ方法も電話・メール・チャットに対応していることから、サイトの使いやすさで不便に感じることはないでしょう。

電話での問い合わせにも対応!!

skyticket公式サイトはこちら

「tabikobo（旅工房）」は、各地域の専門知識をもつトラベル・コンシェルジュによる、利用者の要望に合わせた海外ツアーのプラン提案・アレンジを売りにしている旅行代理店です。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ＝低評価、手数料の安さ・サイトの使いやすさ＝まあまあの評価となりました。

国内航空券の手配に1,400円～3,500円の取扱手数料が取られるため、ランキング上位のサイトと比べ航空券は高いです。

また、旅工房には専門知識をもったトラベルコンシェルジュが在籍しているのですが、国内旅行では残念ながらそのメリットを活かせません。

旅工房はトラベル・コンシェルジュに相談できるのが魅力なので、「海外ツアーを相談しながら好きなようにアレンジしたい」方におすすめ。

「SORAHAPI（ソラハピ）」は、暮らしの困りごとを対象としたWEB事業を行う、シェアリングテクノロジー株式会社が運営する国内航空券比較サイトです。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝まあまあの評価となりました。

国内航空券の手配に1,500円～3,000円の取扱手数料、合計料金の5％の事務手数料がかかるので、ランキング上位のサイトに比べ航空券は高いです。

ただし業界最安値保証サービスがあるため、同一の航空券をより安い料金で購入できるWebサイトをみつけた場合、2万円を上限として差額を返金してくれます（請求は1回のみ可能）。

業界最安値保証サービスあり!!

ソラハピ公式サイトはこちら

「エアトリ」は、メディア事業やITオフショア開発事業などのITを活用した事業を行う、株式会社エアトリが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査では、海外航空券の安さ・取扱手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝高評価となりました。

国内航空券の手配にかかる取扱手数料が3,300円～5,500円と高額なため、ランキング上位のサイトと比べ航空券は高いです。

ただし、サイトデザインはシンプルで見やすく、予約金額に応じてポイントが貯まること、支払方法や問い合わせ方法が充実していることから、サイトの使いやすさは満足いくものだと思います。

エアトリプラス（国内航空券＋ホテル）ならホテル料金が最大70％OFFとなるので、エアトリは国内航空券とホテルをまとめて予約する方におすすめ。

予約金額に応じてポイントが貯まる!!

エアトリ公式サイトはこちら

「TRAVELIST（トラベリスト）」は、アルバイトEXなどのライフサービスプラットフォーム事業を行う、株式会社じげんの子会社が運営する国内航空券比較サイトです。

今回の調査結果では、国内航空券の安さ・手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝高評価となりました。

国内航空券の手配に1,700円～4,100円の取扱手数料がかかるため、ランキング上位のサイトと比べ航空券は高いです。

絞り込み機能の項目が少ないのは残念ですが、ラインで値下がり通知を受け取れたり、LCCの受託手荷物サービスが追加オプションで用意されているので、サイトの使いやすさで不便に感じることはありません。

また、旅のキャンセル保険や国内旅行傷害保険にも加入できるため、万一トラブルが起きても安心です（条件によって加入できない場合あり）。

LINEで値下がり通知を受け取れる!!

トラベリスト公式サイトはこちら

10種類以上の人気の海外格安航空券比較サイトを徹底比較し、「本当におトクな海外格安航空券比較サイト」をランキング形式でまとめました。

海外格安航空券比較サイトの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

「Trip.com（トリップドットコム）」は、世界三大OTAの1つであるTrip.comグループが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査結果では、海外航空券の安さ・手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てで高評価となりました。

海外航空券はアジア方面など一部路線で最安値とならなかったものの、基本的に他サイトより安く予約できます。

航空券を安く予約するための価格グラフや価格アラート機能、利用金額に応じてポイント付与、24時間＆年中無休の日本語サポートなど、サイトの使いやすさも非常に満足のいくものでした。

24時間日本語サポートがあるから安心!!

Trip.com公式サイトはこちら

「Surprise（サプライス）」は、株式会社エイチ・アイ・エスが運営する、海外格安航空券の検索・予約サイトです。

さまざまなコスト削減を行うことで海外航空券を安く提供しており、取扱手数料の無料を公言しています。

今回の調査結果では、海外航空券の安さ・手数料の安さ＝高評価、サイトの使いやすさ＝低評価となりました。

アジア方面の航空券はTrip.comより安いことが多く、「キャッシュバック商品（最大1万円）」や「WEEKLYセール」といったキャンペーンを頻繁に行っているので、お得に海外航空券を予約できます。

サイトの使いやすさは低評価となったものの、最低限の絞り込み・並べ替え機能は実装されていますし、LCCには受託手荷物オプションも用意されているので、とくに不便さを感じることはありませんでした。

取扱手数料が無料だからおトク!!

Surprise公式サイトはこちら

「Expedia（エクスペディア）」は、世界三大OTAの1つであるExpediaグループが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査結果では、海外航空券の安さ・手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てで高評価となりました。

海外航空券は取扱手数料が無料なので安く予約できますが、一部航空会社は検索結果に表示されないので、念のためSurpriseでも運賃をチェックすると良いでしょう。

機内持込手荷物/受託手荷物が含まれているか一目で分かったり、出発日前後の運賃を比較できる料金カレンダー機能などもあるため、サイトの使いやすさで不便に感じることはありません。

ちなみに、エクスペディアにはセット割が適用される「AIR＋割」があるので、エクスペディアを利用するなら海外航空券＋ホテルで予約するのがおすすめ。

取扱手数料が0円だからおトク!!

Expedia公式サイトはこちら

「HIS（エイチ・アイ・エス）」は、海外60ヶ国112都市158拠点/国内133拠点に支店をもつ大手旅行代理店です。

今回の調査では、海外航空券の安さ・取扱手数料の安さ・サイトの使いやすさ、全てでまあまあの評価となりました。

オンライン予約では取扱手数料が安く設定されているものの、ランキング上位のサイトに比べ航空券は高いです。

最低限の絞り込み機能・並び替え機能は実装されており、問い合わせ方法も充実していることから、サイトの使いやすさで不便に感じることはありません。

海外航空券には「24時間日本語サポートコール」が付いており、現地でのトラブルに24時間日本語でサポートしてくれるため、海外でのトラベルが心配な方はHISでの購入がオススメ。

24時間日本語サポートコール付き!!

HIS公式サイトはこちら

「Skyticket（スカイチケット）」は、東京に本社がある株式会社アドベンチャーが運営するオンライン旅行会社です。

今回の調査では、海外航空券の安さ・取扱手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝まあまあの評価となりました。

海外航空券の手配に3,300円の取扱手数料、1,800円の事務手数料がかかるため、ランキング上位のサイトに比べ航空券は高いです。

最低限の絞り込み機能・並び替え機能は実装されており、問い合わせも電話・メールに対応しているため、サイトの使いやすさで不便に感じる事はありませんでした。

電話での問い合わせに対応!!

Skyticket公式サイトはこちら

「JTB（ジェーティービー）」は、旅行業界の取扱高トップに君臨し、海外60ヶ国112都市158拠点/国内133拠点に支店をもつ大手旅行代理店です。

今回の調査では、海外航空券の安さ＝低評価、取扱手数料の安さ＝高評価、サイトの使いやすさ＝まあまあの評価となりました。

海外航空券の取扱手数料は一部航空会社を除き無料となっていますが、基本的にランキング上位のサイトに比べ航空券は高いです。

サイトの使いやすさで不便に感じる点はなかったものの、JTBは経験豊富なスタッフやスペシャリストに相談しながら旅行プランを決められるため、「プロに相談しながら旅行プランを決めたい方」にオススメと言えます。

JTBだからこその安心・信頼感が魅力!!

JTB公式サイトはこちら

「エアトリ」は、メディア事業やITオフショア開発事業などのITを活用した事業を行う、株式会社エアトリが運営しているオンライン旅行会社です。

今回の調査では、海外航空券の安さ・取扱手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝高評価となりました。

海外航空券は4,000円～7,000円の取扱手数料がかかるため、ランキング上位のサイトに比べ航空券は高いです。

料金カレンダーや価格アラート機能はないものの、最低限の絞り込み・並び替え機能は使えますし、予約金額に応じてポイントが貯まったり、チケットガード保険・旅行キャンセル保険に加入できるなど、サイトの使いやすさは満足いくものだと思います。

エアトリには、ホテル料金が最大無料となる「エアトリプラス（海外航空券＋ホテル）」があるので、エアトリを利用するならセットで予約するのがおすすめ。

「tabikobo（旅工房）」は、各地域の専門知識をもつトラベル・コンシェルジュによる、利用者の要望に合わせた海外ツアーのプラン提案・アレンジを売りにしている旅行代理店です。

今回の調査では、海外航空券の安さ・取扱手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝まあまあの評価となりました。

海外航空券の手配には5,000円または8,000円の取扱手数料がかかるため、ランキング上位のサイトに比べ航空券は高いです。

最低限の絞り込み機能・並び替え機能は実装されているものの、料金カレンダーや価格アラート機能がない、会員登録が必要など、サイトの使いやすさで不便に感じる点もありました。

旅工房はトラベル・コンシェルジュに相談できるのが魅力なので、「相談しながら海外ツアーを好きなようにアレンジしたい」方におすすめ。

「NAVITIME Travel（ナビタイムトラベル）」は、旅行プランニングと手配を同時にできることを売りにしたオンライン旅行会社です。

今回の調査では、海外航空券の安さ・取扱手数料の安さ＝低評価、サイトの使いやすさ＝まあまあの評価となりました。

海外航空券の手配に取扱手数料がかかるため、ランキング上位のサイトと比べ航空券は高いです。

NAVITIMEなどで提供する経路探索技術を活用した旅行プラン作成サービスは魅力的ですが、現状では国内旅行と台湾旅行でしかこのサービスを使えません。

航空券の検索画面はシンプルで見やすいですし、最低限の絞り込み機能・並び替え機能などは実装されているため、サイトの使いやすさで不便に感じることはないです。

航空券比較サイトを選ぶ際は、下記3つのポイントを押さえて選ぶことが大切です。

初めて比較サイトを利用する場合、知名度の高さを重視しがちですが、知名度が高いからと言って航空券が安いわけではありません。

そこまでサービス内容に大きな違いはないので、まずは取扱手数料を重視して選ぶようにしましょう。

まず押さえておきたいのは、「メタサーチ」と「比較予約サイト」の違いです。

どちらも航空券の価格を比較できる点は同じですが、メタサーチは比較予約サイトを比較できる特徴があります。

メタサーチで代表的なのは「スカイスキャナー」「トラベルコ」、比較予約サイトは「エクスペディア」「エアトリ」が挙げられます。

メタサーチは便利なサービスですが、トラブル報告のある外資系OTAが最安値として表示されることが多く、日本語での問い合わせに対応していない場合もあるので注意が必要です。

また、外資系OTAは日本の旅行業登録を受けていないケースも多く、旅行業務取扱管理者の選任義務や営業保証金の供託義務などの消費者保護のための義務が課されていません。　

トミー

外資系OTAとは外国企業が運営するオンライン旅行会社のことです。Expedia・Trip.com・agodaなどが挙げられます

航空券比較サイトを利用するなら、「取扱手数料」と「事務手数料」を必ずチェックしましょう。

同じ航空券でも航空券比較サイトによって価格差が出るのは、手数料が原因であることが多いです。

例えばAサイトとBサイトで同じ航空会社が最安値として表示され、Aサイトでは20,000円、Bサイトでは15,000円だった場合、5,000円の差は手数料の違いが原因であることが多いです（手数料が理由でない場合もある）。

そのため、航空券比較サイトを利用する際は、手数料が無料のサイトを選ぶことが重要になります。

「電話」「メール」「チャット」「LINE」など、航空券比較サイトごとに対応している問い合わせ方法は異なります。

例えば、HISの海外航空券には24時間安心日本語サポートが付いており、旅行中に「飛行機が欠航になってしまった」「パスポートを紛失した」などのトラブルが起きた際に電話で相談できます。

国内旅行や海外旅行に慣れていない方は、サポート体制が充実しているサイトを選んでおくと安心です。

ちなみに、飛行機が欠航した際の返金対応や振替便対応は航空会社が決めることなので、基本的に航空券比較サイトごとに対応が異なることはありません。

いくつものメタサーチを利用した経験から、メタサーチを使うなら「Googleフライト」がおすすめ。

Googleフライトは検索エンジン大手のGoogleが提供するメタサーチで、サイトデザインもシンプルで見やすく、自分が検索したフライトの料金推移も確認できるため、初心者～上級者すべての方におすすめできるメタサーチです。

ただし、メタサーチはトラブル報告のある外資系OTAが最安値として表示されることが多く、日本語での問い合わせに対応していない場合もあるので注意が必要です。

また、外資系OTAは日本の旅行業登録を受けていないケースも多く、旅行業務取扱管理者の選任義務や営業保証金の供託義務などの消費者保護のための義務が課されていません。

個人的にはトラブル発生時に自分で対応出来なさそうな方は、メタサーチの利用は避けたほうが良いです。

航空会社の公式サイトではなく、航空券比較サイトで航空券を予約するメリット・デメリットにはどんなことがあるのでしょうか。

ここからは、航空券比較サイトを利用するメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

「航空券比較サイトなんて使わなければ良かった…」と後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。

航空券比較サイトを利用する4つのメリットは下記です。

航空券比較サイトを利用する1番のメリットと言えるのが、各航空会社の運賃を一括比較して最安値航空券を簡単に探せる点です。

出発日・到着日・路線・人数を入力するだけで簡単に最安値航空券を探せるため、1社1社自分で運賃を調べる必要がなくなります。

「時間が早い・遅い順」「直行便のみ」「座席クラス」など、条件指定での検索も可能なので、最安値だけではない航空券の探し方ができる点も魅力。

旅行準備に時間がかかってしまう方も多いと思うので、こういった比較検索サービスを活用して、少しでも準備時間を短縮するのがオススメです。

一部の航空券比較サイトでは、航空会社の株主に年数回発行される株主優待券を「株主優待割引運賃」として販売しています。

基本的にANA・JAL・スターフライヤーの3社を取り扱っており、株主優待券の特徴は下記です。

航空会社の株主でなくても予約＆利用できますが、仕入手数料として「株主優待使用料」がかかります。

株主優待使用料は平均5,000円と高いものの、繁忙期（GW・年末年始）や出発日が近い場合、手数料を含めても正規割引運賃よりお得なことが多いです。

航空会社の公式HPからは株主でなければ予約できないため、株主でない方は航空券比較サイトを利用するのがオススメ。

旅費を少しでも抑えたい方は、セット割が適用される「ダイナミックパッケージ（航空券＋宿泊）」での予約がおすすめ。

例えば、エアトリが販売している「エアトリプラス（航空券＋ホテル）」だと、国内旅行でホテル料金が最大70％OFF、海外旅行でホテル料金が最大無料となり非常にお得です。

航空券と宿泊を別々に予約する手間も省けますし、予約情報も一緒に管理できるため、予約作業に時間を取られたくない方にも向いています。

ダイナミックパッケージのおすすめサイトに関しては、下記記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

≫ 旅行会社おすすめ16選比較ランキング！人気の旅行会社を徹底比較

続いて、航空券比較サイトを利用する2つのデメリットは下記です。

一部航空券比較サイトを除き、航空券の手配には「取扱手数料」と「事務手数料」がかかります。

航空券比較サイトによって異なりますが、取扱手数料は3,000円〜6,000円（1名/往復）、決済手数料は1,800円ほどです。

航空券を安く予約するには手数料が重要なので、航空券比較サイトを利用する際は手数料のかからない所を選びましょう。

ちなみに、航空券比較サイトの方が安い場合もあるため、必ずしも航空会社の公式HPで直接予約するのが最適とは限りません。

航空券比較サイトで予約した航空券のキャンセルには、「航空会社規程のキャンセル料」と「航空券比較サイトのキャンセル料」がかかります。

基本的にキャンセル料は入金後（契約成立後）から発生し、入金前であれば無料でキャンセルできる場合がほとんどです。

航空会社や券種によって払戻不可（キャンセル料100％）のモノもあり、基本的に航空会社都合（悪天候・機材故障など）のキャンセルでも、取扱手数料・事務手数料の返金はされないので注意しましょう。

航空会社の公式HPで直接予約した場合でも、キャンセルには「航空会社規程のキャンセル料」がかかります。

最後に、航空券比較サイトを利用する前に抑えておくべき知識やよくある質問をまとめました。

今回は、航空券比較サイトおすすめランキング、比較サイト選びで重要なポイントなどをご紹介しました。

航空券比較サイトごとに特徴が異なるため、しっかりとリサーチして自分にあった航空券比較サイトを見つけることが大切です。

まだ宿泊の予約をしていない方は、セット割が適用される「ダイナミックパッケージ（航空券＋宿泊）」での予約がおすすめ。

ダイナミックパッケージのおすすめサイトに関しては、下記記事で解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

▼おすすめのダイナミックパッケージ▼

2023年9月28日 【2023年版】旅行会社おすすめ16選比較ランキング

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