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スカイマークのいま得とは?年5回以上利用する筆者が徹底解説

スカイマークのいま得

スカイマークは大手航空会社と格安航空会社の間に位置する中堅航空会社で、格安航空会社より運賃は高いものの、大手航空会社より安い運賃で大手と同じようなサービスを提供しています。

ほとんどの方が割引運賃である「いま得」または「たす得」で予約していますが、それぞれの違いを理解しないまま予約して後悔したという声をよく聞きます。

また、スカイマークの利用を検討しているけれど、「いま得とたす得の違いが分からない…」「いま特は本当にお得な割引運賃なのだろうか…」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、いま得・たす得それぞれの特徴、スカイマークの航空券をお得に予約するコツなどを解説していきます。

スカイマークのいま得運賃の特徴

スカイマークのいま得は、便ごとの空席予測数に応じて運賃額が変動する割引運賃です。

早割のように早く予約すれば割引率が高くなるわけではなく、現時点における便の最終的な混み具合の予測値で運賃が変動します(空席予測数は日々変動)。

いま得の3つの特徴を下記にまとめました。

  • 航空券の予約期限は搭乗日の3日前まで
  • 自己都合の予約変更は一切できない
  • 予約取消には高額な手数料がかかる

とくに予約変更できない点には注意が必要で、もしも予約変更したい場合は一旦予約を取り消してから再度予約しなければならず、予約取消には「取消手数料+払戻手数料」がかかります(予約便出発時刻以降は払戻不可)。

取消手数料(1人1区間4,000円~5,000円)+払戻手数料(取消日にかかわらず1人1区間500円)

少しでも予約変更する可能性がある方は、いま得よりも1,000円~3,000円運賃は高くなりますが、予約変更できる「たす得」で予約するのがオススメです。

※取消手数料と払戻手数料は大人・小児同額。

航空券の予約期限搭乗日の3日前まで
予約変更変更できない
販売座席数制限席数限定
航空券の有効期間予約便限定
対象便限定
取扱箇所WEBサイト、旅行代理店、予約センターおよび空港カウンター

補足:「たす得」は予約変更できる割引運賃

スカイマークのたす得運賃の特徴

スカイマークには「たす得」という割引運賃もあり、いま得とたす得の大きな違いは予約変更の可不可です。

たす得なら予約便と同一区間の「たす得」への予約変更ができることから、少しでも予約変更する可能性がある方はたす得での予約をオススメします。

ただし、予約取消にはいま得と同じく「取消手数料+払戻手数料」がかかるので注意しましょう(予約便出発時刻以降は払戻不可)。取消手数料と払戻手数料は大人・小児同額です。

取消手数料(1人1区間2,500円)+払戻手数料(取消日にかかわらず1人1区間500円)

たす得は航空券の有効期間が1年間なので、「出発地や到着地を変更したい」「搭乗予定日を1年以上先に変更したい」とならなければ、予約取消の心配をする必要はありません。

予約変更の詳しい条件に関しては、スカイマーク公式サイトをご覧ください。

航空券の予約期限搭乗日の前日まで
予約変更変更できる(条件あり)
販売座席数制限席数限定
航空券の有効期間1年間(365日)
対象便限定
取扱箇所WEBサイト、旅行代理店、予約センターおよび空港カウンター

スカイマークのいま得と他社運賃の比較まとめ

スカイマークのいま得は本当に安いのか、「ANA(大手航空会社)」「スカイマーク(中堅航空会社)」「ピーチ(格安航空会社)」3社の最安値運賃を比較してみました。なお、航空会社の期間限定キャンペーンや株主優待割引運賃は比較の対象外とします。

【比較条件(2023年5月3日現在)】

路線:東京(羽田・成田)↔那覇、対象日:往路2023/7/8・復路2023/7/9、人数:大人1名、座席クラス:普通席、受託手荷物・座席指定:LCCは有料オプションのため選択なし、LCCの支払手数料:運賃に含めない

【東京(羽田・成田)→沖縄(那覇)】

ANAスーパーバリュー55L:15,680円(14:30-17:05)
スカイマークいま得:13,610円(17:05−19:50)、たす得:14,910円(17:05−19:50)
ピーチシンプルピーチ:6,390円(19:50-22:50)
【東京(羽田・成田)から沖縄(那覇)】

【沖縄(那覇)→東京(羽田・成田)】

ANAスーパーバリュー55L:15,680円(21:05-23:30)
スカイマークいま得:13,610円(7:15−9:40)、たす得:14,910円(7:15−9:40)
ピーチシンプルピーチ:7,090円(6:40-9:25)
【沖縄(那覇)から東京(羽田・成田)】

3社の最安値運賃を比較してみた結果、ピーチ・スカイマーク・ANAの順で運賃が安かったです。

ただし、LCCは受託手荷物・座席指定が有料オプションとなっていたり、決済で支払手数料がかかるため、トータルすると大手航空会社や中堅航空会社より運賃が高くなるケースが多いです。

大手航空会社や中堅航空会社は、受託手荷物料と座席指定料が運賃に含まれているため、無料範囲内であれば追加料金がかかることはありません。

公式サイトスカイマーク公式サイトを見る

スカイマークの航空券を安く購入する3つのコツ

スカイマークの航空券を安く購入するコツをまとめました。

  • とにかく航空券代を抑えたいなら「いま得」がオススメ
  • 【休止中】繁忙期限定の深夜早朝便を活用する
  • スカイパックツアーズ(国内航空券+宿泊)

それでは順番に解説していきます。

1:とにかく航空券代を抑えたいなら「いま得」がオススメ

いま得なら航空券代を安く抑えられる

期間限定で販売されるキャンペーン運賃の「SKYセール」「地域スペシャル」を除き、基本的にスカイマークで1番安い運賃は「いま得」となります。

予約変更不可・取消手数料が高いといったデメリットはあるものの、予約変更する可能性がないのであれば「いま得」で予約するのがオススメです。

ただし、いま得で購入するのが必ずお得になるわけではなく、最近は搭乗日が近いと「たす得」の方が安い場合もあり、初めから「いま得」で購入できないこともあります。

2:【休止中】繁忙期限定の深夜早朝便を活用する

スカイマークの深夜早朝便

スカイマークは繁忙期限定(GW・年末年始など)で、通常フライトよりお得に航空券を購入できる深夜早朝便を毎年運航しています。

深夜早朝便とは深夜・早朝の時間帯を使って運航される特別フライトのことで、「東京(羽田)↔沖縄(那覇)」「東京(羽田)↔北海道(新千歳)」「名古屋(中部)↔沖縄(那覇)」の3路線を運航。

通常フライトの最安値運賃より2,000円〜3,000円安く購入できるため、体力的にキツくても大丈夫な方は、ぜひ深夜早朝便の利用を検討してみてください。

関連スカイマークの深夜便搭乗レポートの記事をみる

スカイパックツアーズ(国内航空券+宿泊)で予約する

スカイパックツアーズ

スカイパックツアーズは、スカイマークを利用したパッケージツアーを専門に取り扱う歴史ある旅行会社で、スカイマーク株式会社も出資しています。

ダイナミックパッケージ(航空券+宿泊)での予約はセット割が適用されるケースが多いため、航空券と宿泊を別々に予約するよりもお得です。

レンタカーの予約もまとめて出来ることから、予約管理が面倒な方にも向いていますし、電話での問い合わせも可能なのでトラブルが起きても安心です。

なお、スカイマーク以外の航空会社を希望する方は、「旅行会社おすすめ比較ランキング!ダイナミックパッケージを徹底比較」の記事を参考にしてみてください。

公式サイトスカイパックツアーズ公式サイトを見る

まとめ:予約変更しないなら「いま得」での予約がオススメ!

今回は、スカイマークの割引運賃であるいま得の特徴やスカイマークの航空券をお得に購入するコツなどを紹介しました。

いま得は航空券代金を安く抑えることが出来るものの、予約変更できないという大きなデメリットがあるため、少しでも予約変更する可能性のある方は「たす得」での予約がオススメです。

基本的には航空券と宿泊を別々に予約するのではなく、セット割が適用されるダイナミックパッケージでの予約をオススメします。

スカイマークを利用する方は「スカイパックツアーズ」、その他航空会社を利用したい方は「旅行会社おすすめ比較ランキング!ダイナミックパッケージを徹底比較」を参考にしてみてください。

公式サイトスカイマーク公式サイトを見る